引き寄せの法則 〜ワンチャンスの波に乗る〜
「まだ、ワンチャンある!」
「ワンチャンを活かせ」
よく耳にするフレーズですよね。
スポーツの世界などの試合終了まぎわの攻防
結果を求められる仕事
私生活でもこのワンチャンをものにしたいという時がいろいろとありますよね。
結論からいうとワンチャンをものにする秘訣があるのです!
先日、テレビをみていたところ柔道の解説をしているコーナーでいいお話が聞けました。
解説をしてくださったのが元オリンピックメダリストで元柔道男子日本代表監督でもあった篠原信一さんでした。
僕は以前から篠原さんのお人柄(テレビでの面白いキャラ)が好きで見かければ、必ずチャンネルを止めて観ていました。
その日は前日に行われた東京オリンピックで柔道男子の金メダル第一号の永瀬選手の試合を翌朝の情報番組で解説をした時でした。
ちょうどNHKで他の柔道家の方が等身大の人形を使って勝利のポイントの技などの解説をしていたので、その番組でもスタッフの方が同じように人形を用意していました。
そして解説の開始そうそう、篠原さんは突然、人形を「ブン!」と豪快に背負い投げをして
「永瀬選手の強さは、こんな人形では伝えられないのですよ!ハートなんです!ハート!」と大声で一言
予想もしない突然の行動に番組の出演者は大爆笑
僕も朝の一口目のコーヒーを思わず吹いてしまいました。
お伝えしたかったのはこの後のお話
試合内容は本当に拮抗しているなか、ワンチャンスをものにした結果でした、
そこで篠原さんは
「ワンチャンスをワンチャンスと思ってやれることではない。ここだと思ってやってもワンテンポ、ツーテンポ遅れてしまう。ワンチャンスはつねに厳しい練習をしてきた結果、それをものにできる」とおしゃってました。
まさにと僕も膝をたたいてしまいました。
このサイトでもいたるところでタイミングのお話をさせていただいてます。
人生は好調と不調の波が繰り返されることで進んでいきます。
好調の波にのるためにはまず、その好調の波を見極めることが大事なのです。
ところがほとんどの人がその波を客観的に意識できてないんですね。
ですので急なワンチャンが来ても、まさにワンテンポ、ツーテンポ遅れてしまい乗ることができなかったりするんです。
それどころかチャンスの波が目の前を通りすぎているのに全く気付いてないなんてこともかなりあるんですよ!
ではどうすればいいのか?
ここで考えなければいけないのが、ワンテンポの遅れが出てしまうもう1つの原因
何だとおもいますか?
これは無意識の問題なんです。
無意識がワンチャンに反応するかどうか。
この無意識が反応するまで繰り返しトレーニングが必要であるということなんですよね。
人それぞれに目標、目的はさまざまですので、具体的な方法は各自にお任せします。
ここでお伝えしたいことは全てにおいて共通すること
好調の波は誰しもが持っていることを認識し、そのタイミングを熟知すること。
これによって好調、不調の波に翻弄されることなく、つねに淡々と取り組むことに集中できるのです。
人はつい調子が悪い時などは、そのトンネルが永遠と続いているように感じてしまい、歩みをとめてしまいがちですよね。
でも必ず出口がありその先には大きな光が待っていることがわかっていれば、不思議と力が湧いてくるんです。
きっと永瀬選手はどんな試合でも必ず波が来ると、疑うことなくその瞬間に向けて、無意識に刷り込まれるまで、練習を重ねてきたのでしょうね。
皆さんもぜひ、ご自身のタイミングを知り、ワンチャンをものにしていきましょう!