悩みの出口を作りましょう! 〜今日から実践、効果絶大!〜
何かに悩みだしその深みにハマると大抵の人はその迷宮から抜け出せなくなりますよね。
まるでその悩みが永遠に続いていくかのような錯覚に陥ります。
そんなとき、一番効く特効薬があるんです!
なんだと思いますか?
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その答えは
「執着しないこと」
このワードはよく聞きますよね。
以前、人事部で働いているかたからお伺いしたお話がそれを物語っています。
人事部では各部署での職員の悩みの相談も受けることが多く、相談を繰り返したうえ場合によっては本人が退職の希望を出されることも一定数あるようです。
全く別人のようになり、なかば鬱状態
本人の強い希望であれば、最終的に退職の方向で調整をすることになるそうです。
後日、正式に退職の決定がくだり、残りの出勤日数をこなしていると、多くのにかたにある変化が現れます。
それまでの鬱のような雰囲気が消えていき、しまいには「私、辞めなくてもよかったかもしれない!」という人までいるそうです。
そう、悩みの出口が見えた途端にまだしばらくの間、嫌な職場に通わなければいけないのに元気になってしまうのです。
人は出口が見えると途端に力が湧いてくるのです。
面白いですよね!
苦しみの原因は何とか現状をコントロールしようと執着するあまり、自ら狭い視野を作ってしまい、答えが見いだせなくなっているからなんです。
こういうときは自分自身で出口を作っちゃうんです!
「もう、いいや!」って
けれども
簡単に言うけど、それが出来れば苦労しないよって皆さん思いますよね。
これはなぜか?
実はこれ、小さい頃から「頑張れ、頑張れって」何でもかんでも無理をさせられて、諦めることを悪いと教育されたことが、心の奥の刷り込まれているからなんです。
今までのちょっと行き過ぎた教えが心の奥底で抵抗を生み出しているのです。
頑張っていい企業に就職し、仕事は辛くて当たり前、お金は楽して稼ぐものではない、嫌な人と関わるのも仕事だなど・・・・
本当の意味で本人に合わない事はやらないほうがいいんですよね。
ここで「もう、辞めてもいいかな」と思えた瞬間に本来の開けた視点が得られます。
まさに目の前の濃い霧がサーと消えて自分自身の心が見えてきます。
このとき、明日でも辞めてやるー!と思ったら意外と思い切って仕事にあたれたとか、もう会わないと思ったら嫌な人でも上手くあしらえるようになったなど、気持ちの変化が意外と出てくることがあります。
これが本来の自分なんです。
その本来の自分で問題に対応し会社を辞めずに乗り越えたということであれば成長につながったわけですし、
それでも合わなければ、やはり自分自身のいるべき場所ではないはずなので、次に進んだほうがいいですよね。
そこで自分らしい道をみつける、これも新しい一歩を踏み出すという成長となります。
どちらにしても出口をつくれば、光の指している道は貴女にとって正しい道となるはずです。