お子さんの進路の悩み 〜お子さんの才能を最も伸ばす秘密はこれ〜
子育ての悩みでもダントツに多いのが進路についてです。
ネイリスト時代にもお客様から本当にたくさんの進路についての悩みのお話を聞かせていただきました。
僕自身も娘がおりますので、やはり夫婦で多くあがる話題になりますね。
親であれば、ある程度は子供の得意、不得意は心得ているかと思います。
ところがいざ、決定をする前段階になると本当にこれでいいのだろうかと不安になるもの...
ここで役立つのが子供のプロファイリングをすることなんです。
客観的に気質や才能などを知ることによりお子さんの方向性が明確になってきます。
ある程度、想定していた進路と合っていれば安心でき、背中を押される感じとなりますし、お子さんへの新しい発見があれば選択肢を広げ、可能性を広げられることもあるわけです。
プロファイリングによりわかることの1つに個人の特性が成長につれて3段階にわかれて表面化してくるということ。
生まれてから社会人になるまでくらいの時期
それから50、60歳くらいまでの時期
それ以降の時期
もちろん、個々により早い段階で先の気質などが表れることもありますが、通常は親御さんからはお子さんのまだ初期段階の気質しか見えてないことが多くあります。
ここで1つ、こんな例があります。
以前、ある方のお子さんのプロファイルをしたところ、リーダーとしての資質があるお子さんでした。
これを聞いたお母様は「そうなんだ!」と初めて認識したようでした。まだその片鱗が出ていない段階だったからですね。
じつはこのリーダー資質を持っているお子さんは、あまり過保護に育てますと将来、運気も下がり苦労することになります。
なぜならば、それなりに苦労や困難を乗り越えることで、他人の苦しみを理解できたり、乗り越えた時の喜びなどを知っているからこそ、人の上に立つリーダーとしての本領を発揮できるのです。
逆にこのような経験がないのに、プライドだけは高く、自己中心的なリーダーになれば、ただただ迷惑な存在として誰もついていけないリーダーとなってしまうのです。
そのお母様には「ぜひ、お子さんのことを想い、甘やかし過ぎず、リーダーを求められるような環境に進ませてあげると本人の本来の良さが発揮されますよ!」とお伝えしました。
しかしお子さんが強く希望して進む道であれば、それがたとえ本人の気質からズレていても、それは本人を尊重することも大事だと思っております。
のちに方向転換するにしても、それまでの経験は決して無駄ではないですよね。
というよりも実はこの回り道が後に大変、役に立ったということが往々にしてあります。
かくいう僕も完全にこのパターンでした。
ただ、あまりにも本来の気質からかけ離れた環境は苦しいだけとなり、また本人の良いところが否定されてしまうことにもつながりかねません。
特にまだお子さん本人の選択がない(出来ない月齢)場合などは、親御さんの選択にかかっております。
ぜひ、お子さんがのびのびと自分らしさを発揮し自己肯定感を育める環境に進めてあげてください。
お子さんのプロファイリングを活用し、より良い選択のお手伝いができれば幸いです。
【自己プロファイリング】の章もぜひご参照ください。