これ1つで仲良くいれる 〜お互いを客観視する方法〜
この章では客観的に知ることの大切さについてお話していきます。
結論からいいますとただ客観的だけでなく、しっかりと体系化された理論に基づいていると相手に対する理解度が遥かに増し、すんなりと受け入れやすくなるのです!
僕と家内の例でお話します。
僕と家内は同じ職業を通して知り合い、その後、独立をし開業をしました。
日々2人での仕事でしたので1日のうちほとんどの時間を共に過ごしてきました。
そうしますと、家庭のことから、仕事のことまで多くを家内と相談をして決めていく形になります。
それこそ仕事に関してはお互いのキャリアが長かったぶん、意見の衝突が激しかったのなんの。
数え切れないくらいのケンカをしました(;^_^A
サロンワークのやり方1つにしても
「なんで、そうするかなー?」とあまりの自分との違いに当時は不思議でしょうがなかったのです。
反対に家内も僕に対して思っていたことでした。
僕はリスクをなるべく回避するために計画を練って進めたいタイプ
対して、家内はとりあえず進めながら失敗した時に修正していくタイプ
面白いことに2人で目指している目標は一緒なのにそこまでのプロセスが真逆と言っていいほど違っていたのです。
互いにその違いは何となくは感じてはいたものの、毎回スッキリ問題解決することなく、何となくその場を収めていた感じでした。
その後、東洋思想における陰陽五行論の思考に出会い、お互いの気質を客観的に知ることができました。
やはりお互いが思っていた通りのタイプだとわかり、またその気質に基づいた思考方法で物事を処理していくこともわかりました。まさにドンピシャで驚くほどでした。
自分にとっては最善の方法も相手にとってはやりにくくパフォーマンスが発揮できなくなってしまうことも理解できました。
これが不思議で客観的に改めて知ることでお互いの気質に対する理解度がグーンと増していったのです。
何がここまでの変化をもたらしたのか?
よくあるのが、利害関係のない人に相談をし客観的な意見を求めること。
しかしこの場合、その答えが相談者の経験や考え方によりまちまちで、相談することにより一時的にスッキリするものの本当の意味で解決の答えになるかは、別の話になってしまいます。
それに比べ、長年の歴史の中で構築されてきた東洋思想に基づいた理論において、お互いの気質がわかったときは、客観的かつ体系的であったため、非常にお互い納得感があったのです。もちろん内容的にも符合する点が多いことはいうまでもありません。
自分にとって良い選択が、相手にとって良くない選択になってしまうということが論理的に理解できるわけです。
それからは、2人で何か決定することがあれば、お互いに無理強いをすることなく妥協点を見出すことが以前ほどストレスなくできるようになっていきました。
そうすると自ずと争いが減っていくのです!
自己プロファイリング(自己分析)はこのように客観的にしかも納得感のある答えを与えてくれます。
主観で見ていたお互いをリセットし新たに関係を築いていくことが可能になるのです。