類は友を呼ぶ

今回のテーマは類は友を呼ぶ

 

 

皆様もこれまでの何度もこのテーマに関して経験をしてきているのではないでしょうか?

 

 

以前、こんな体験をしたことがあります。

 

 

娘が小学校低学年の時の話です。

 

 

ある習い事で幼稚園のときからずっと同じお教室に通っていました。

 

 

住まいからは約1時間と遠い場所でしたが見学をしたところ娘が気に入って通うことにしたのです。

 

 

それから通うこと3年

 

 

娘も段々と自分の考え方や意思を伝えられる年頃になってきました。

 

 

日々のお教室での授業のことに関して話てくれることも多くなり、僕のほうでも何となくお教室の状況は把握していました。

 

 

そしてある時期をさかいに、娘が少しずつ授業の不満を口にするようになっていたのです。

 

 

「先生の教えに生徒によっての差があるんだよ」と。

 

 

最初は娘だけがそう感じているのかなーと様子をみていましたが、お友達とも「私もなんだー」と会話をしていることがわかりました。

 

 

娘だけがそう思っているようではないんだな・・・

 

 

その時始めて、過去に目にふれていたり聞いていた出来事がフラッシュバックしてきました。

 

 

高いレベルの生徒さんが何人もやめてしまうことがあったのです。

 

 

もちろんより技術的に上達したいという思いから有名なお教室に移りたいという方もいらっしゃったと思いますが、どうもそれだけではないように思えていました。

 

 

またある口コミには退会されたかたが詳細にやめた理由(かなり辛辣)を書かれていたのを思い出したのです。

 

 

それを目にした当時はまだ娘も幼く楽しそうに通っていたので「ま、いろいろな考えがあるか」くらいの特に気に止めることはなかったのですが、段々とその理由を感じ始めてはいました。

 

 

その後も先生だけでなく生徒さん同士のもめごとなどもあったりする話を耳にするようになり、巻き込まれたりしないだろうかなど、夫婦の間で今後、このまま通わせるべきかと半年ほど悩んでいた時に事件が起こりました。

 

 

お教室で起きたある出来事を全て娘のせいにされてしまったのです。

 

 

その時に「あ、このことだったのか!」と改めて腑に落ちる瞬間でした。

 

 

先生の推定による判断から、娘を疑い「ハイ」と言わなければならないような強制的な自白をさせられ、他の問題に関しても結局あなたのせいでしょ?と一気に問題解決を図ろうという意図を感じざるおえない、とても許容できない行動をされました。

 

 

真実はどうであれ、その対応はまずいのではないか・・・

 

 

娘も相当なショックを受け、心臓が痛いと体調の変化まで出てしまいお医者様にかかることになり、これにはさすがの家内も何も手が付かない状況となってしまい、このままでは家内も倒れてしまう状況になってしまったのです。

 

 

なぜこの様なことが起こってしまうのか?

 

 

これにはちゃんとした原因があるのです。

 

 

これまで辞めていった生徒さん達には、また別の理由があったかと思います。

 

 

そのさまざまな理由の原因はその空間を作り上げている場のエネルギーです。

 

 

ここでいう場のエネルギーとはその場を支配する人とそこに集う人々

 

 

先生が発しているエネルギー(指導方法や考え方、子供に対する接し方など*決して否定している意味ではなく)とその中で違和感なく同調できるエネルギーと同調できないエネルギー

 

 

それがいろいろなかたちで負の現象として現れていると確信しました。

 

 

まだ娘が幼かった段階ではそのエネルギーの中心から遠かったこともありそれほどその影響を受けずにすんでいたんですね。

 

 

それがだんだんと学年が上がるにつれて、中心に近づいていき反応が起こり始めたのです。

 

 

今回の件に関して親という立場から主観的になってはいけないと、家内とともに第三者機関にも相談に行ったりと冷静な判断ができるよう心掛けました。

 

 

やはりお教室での先生の対応は生徒がやった、やってないの問題以上に立派なパワハラにあたり、言語道断であると。

 

 

客観的に見てもこちらの考えている対応が正しいと結論をいただき、改めてお教室側とお話したものの結局、先生の考えは変わらず話し合いは平行線をたどり、解決することなくお教室を辞めることとなりました。

 

 

その後、以前からネイルサロンに通っていただいているお客様が長年通っているお教室の先生がとても素晴らしいとお話を伺っていたので見学に行ったところ、お話とおりの先生で感動し、即入会。

 

 

今では、毎回、楽しかったーと目をキラキラさせて帰ってきます。

 

 

そしてそこに通われる生徒さんもお互いに優しく、ギスギスしてないのです。

 

 

本当の意味で娘が望んでいた場所へと移ることができました。

 

 

ここでお伝えしたかったことは、本来の自分が望んでいない(意識的にも無意識的にも)ところにはいるべきではないということ

 

 

そして本当に移るべき時がくると、物凄い力が働き否が応でもそこから離れる理由ができるということです。

 

 

この時の現象はさまざまで、すんなりとフェードアウトするような場合もあれば、今回のような大変なかたちで変化を余儀なくされるパターンもあるかと思います。

 

 

気持ちの持ち方として大事なのが後者のパターン。

 

 

一見マイナスなことでも、意味のあることなんだとプラスに捉えられるかということなんですね。

 

 

後日、娘からやめたお教室の先生が教えてくれた技術は新しいお教室でもとても役に立っているから感謝しているという話をしてくれました。本人的に本当に先生から辛い思いをして辞めることになっても、良かったことに関しては感謝の気持ちを持てていることに親として嬉しく感じました。

 

 

何か縁があって付き合いが始まり、やがてそこから卒業していくという気持ちで次に進めれば、禍根を残さず歩んでいけるのではないかと思います。

 

 

そして当たり前のことがどれだけありがたいことであるかを、再認識できた貴重な経験となりました。

 

 

今現在、これを読まれて同じような経験をされている方、必ず信念と勇気をもって、違和感がある環境からは少しでも早く離れることを願うばかりです。

 

 

必ず道は開けますので!

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